皆さん、こんにちは

７月１０日から１５日にかけて、「絆・遠泳プロジェクト」のメンバーがドーバー海峡横断に挑戦しました
あの有名なドーバー海峡横断…

アクシーかめだの成人会員の田中縁さんもメンバーの一人として参加されました

ドーバー海峡横断を終えての田中さんの感想を皆さんにもご紹介させて頂きます

「この度、イギリス～フランス間のドーバー海峡横断に“絆ジャパン”というチームの一員として参加して来ました。
本来のルールは１チーム６人まで。１人１時間交代で時間を変えても、順番を変えてもダメ。ウエットスーツや体を覆うものは一切禁止という、大変厳しいものです。
私たちの場合は、ハンディキャップのある１７歳の高校生２人と、７９歳の男性が参加ということで、特別にその３人のウエット着用の許可をもらい、交代の時間や順番に関しても柔軟性を持たせてもらいました。
選手は全員で９名。まず、高波や急な潮流の影響で、船酔いで動けなくなる選手が続出。気温１８度、水温１５度の中で、今度は低体温症で３人が離脱。
残ったメンバーで泳ぎましたが、波が高く、どこを向いても水を飲みます。その上寒さで手が震えて、お湯もこぼれて飲めないような状態でしたが、「これ以上離脱者が出たら安全が保証できないので船を戻す。」とパイロットに言われ、みんな必死で泳ぎました。
流れが激しく、流されて国際航路に入り込んだため２度ほど軌道修正の為に船に乗りました。思うように進まず、ドーバーチャレンジの厳しさを思い知らされました。
そのうちだんだんと波も穏やかになり、離脱したメンバーも徐々に回復してパイロットの許可も出たので、最後は全員でリレーで繋いで、なんとかフランスまで辿り着く事ができました。
完全な横断成功とは言えない今回のチャレンジでしたが、本当に貴重な経験ができたと思います。一緒に泳いだメンバーや、応援してくださった皆さんに本当に感謝しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　縁」

お話しを聞いているだけでも、すごく過酷な挑戦だということがわかりますね
ちなみに私もフェイスブックで皆さんが泳いでいる動画を見ていたのですが、とにかく波が荒く、とても泳ぎづらそうでした

田中さんをはじめ、絆・遠泳横断プロジェクトのメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした